2024/9/15 at 21:00
敬老の日。
齢六十にして両親ともども健在である。
父は痴呆の症状がではじめたとみえ、昨年来、長年の喫煙の習慣も忘却したそうだ。
先日、長男が帰国した際に父と僅かな時間を過ごしたが、どのくらい自分の孫を認識していたものか。
母は丈夫である。
わたくしが生まれてからなにも変わっていない。
二週間に一度はLineでわたくしや家内に連絡を寄越してくる。タブレットでレシピを検索し、日々新しい料理に取り組んでいる。
母は此処一月のうちに実姉と実弟を喪った。
母の心境をおもうと、今年の九月一五日は、通例と一寸違った心持ちになる。
久しぶりに手紙を書いてみよう。